特許戦略の抜粋一覧

いきなり!ステーキを特許にするには

いきなり!ステーキの特許が話題になっています。 その特許査定後に訂正された請求項1は・・ 【請求項1】 お客様を立食形式のテーブルに案内するステップと、お客様からステーキの量を伺うステップと、伺ったステーキの量を肉のブロ Read More

ロボットを特許にするには(1/2)

写真日記からのスピンオフです。楽譜を撮影してエレクトーン(登録商標)を演奏するロボットです。 そのまま請求項1にすると このロボットをそのまま請求項1にすると、こんな感じになります。 【請求項1】 被写体を撮影して画像デ Read More

ロボットを特許にするには(2/2)

前回の続きです。楽譜を撮影してエレクトーン(登録商標)を演奏するロポットです。前回は部分の発明を一本釣りして、請求項の構成を考えました。今回は消去法による別のアプローチです。 消去法による発明発掘とは 全体の発明品である Read More

質問コーナー:発明したら自分のもの?

答え: 自分の畑で収穫した作物は自分の所有物です。食べたり、売ったり、自由にできます。誰かに盗られたら取り戻すか弁償してもらえます。それは自然なルールです。 では、自分の頭から生まれた発明は自分の所有になるでしょうか。具 Read More

筆ペンの発明者は誰?

筆ペンは筆圧で想いを表現できる文房具ですね。さて、この素敵な文房具の発明者は誰でしょう。調べてみました。 発明者は文豪? 谷崎潤一郎著「陰翳礼讃」に次の一節があります。 仮りに万年筆と云うものを昔の日本人か支那人が考案し Read More

請求項という言語(草創期編)

請求項は自然言語/人工言語?  請求項は、日本語や英語といった自然言語を使います。しかし、同じ自然言語を使う日常会話とは随分違いますね。請求項には格段の厳密さが要求されるからです。 その厳密さという点から見れば、請求項は Read More

請求項という言語(構造化プログラミング編)

構造化プログラミングとは コンピュータの草創期、プログラム設計者は、コンピュータ1台の動作を一気呵成に書いていました。しかし、プログラムが長くなると条件分岐が多岐にわたるなど複雑化し、メンテナンスが大変になりました。そこ Read More